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TVアニメ「佐々木と宮野」作品公式インタビュー(後半)公開!
2022年1月からの放送に向けて、キャスト陣にインタビュー!
今回は、平野大河役・松岡禎丞さんのインタビュー(後半)をお届けします。
#ささみゃーラジオ と合わせて、ぜひお楽しみにください。
今回は、平野大河役・松岡禎丞さんのインタビュー(後半)をお届けします。
#ささみゃーラジオ と合わせて、ぜひお楽しみにください。

――前編では「モジモジする」ともおっしゃっていましたが、あらためて佐々木と宮野の関係をご覧になる中で感じられることを教えてください。
松岡:何かしらの好意を持ってはいるのだけど、それが本当に恋愛対象としての「好き」なのかどうか葛藤するさまには、やはりもどかしさがあります。いつまでも、そんなわちゃわちゃした関係を続けていくのが一番気持ちの良いラインのはずですが、冷静になって、その先へ進むことを考えると……2人とも怖くて当然でしょう。BLと現実は違うものだと思ってはいますが「男性同士が好きになる」っていうのは、こういうことなんだ、と。ただ、良いなと思うのが、2人とも物事や恋愛の捉え方に共通する部分があったり、同じベクトルを持っていて、お互いに引いてはいないんです。意外と佐々木は奥手だし、宮野も「BLが好きだからといって男が好きなわけではない」と揺れているところがどっこいどっこいな感じで、似たもの同士だからこそうまくいったり、うまくいかなかったりもするんだなあと思いました。
――平野役として、同級生の佐々木や後輩の宮野とはどのようなやりとりを楽しまれていますか?
松岡:佐々木の宮野に対する気持ちにも、深刻になりすぎずに自分なりの意見を言えるのは、お互いのことをよく知っているからこそで、そういうナチュラルな距離感での受け答えは演じていても楽しいです。逆に、宮野に対しては保護者のような立場にありながら、口を出したりしないんですよ。むしろ宮野の方からツッコミを入れてきたりするので、じゃれ合うような掛け合いが楽しいですね。個人的に、佐々木と平野が兄弟のようだとしたら、宮野には〝姪っ子〟のような印象を抱いています。兄弟というよりは距離があるのだけど、普通にバカ話もできるし、可愛い盛りで「手を出したらあかんぞ」と言いたくなる気持ちもわかる(笑)。あの「自分の好きなものを知ってもらいたい!」と子犬のように迫ってくる感じは、身近にもそういうヤツがいるなあと既視感を覚えます。
――ちなみに、佐々木役の白井悠介さん、宮野役の斉藤壮馬さん、それぞれ役と似ているなと感じるところはありますか?
松岡:白井くんと佐々木は結構違うかなと思いつつも、普段からしゃべるとおもしろいので、お調子者なところは似ているかもしれませんね。壮馬は、自分の中でいろいろ考えていて、ナイーヴな部分を持ち合わせているという点で宮野と似ているなと思っています。
――男子高校生たちの他愛もない日常も本作の見どころの一つですが、個性的なキャラクターたちとのやりとりを演じられて印象深いことを教えてください。
松岡:客観的に見るとバカ丸出しだったりするのですが、そんなリアルな男子高校生っぽさがくどくなく描かれているところがいいなと思いました。僕は共学に通っていたので、男子校は意外ともっとちゃんとしているという話をよく聞いていたんです。女子がいない分、カッコつける必要がなくて、マジメに勉強もするし、行事も全力で楽しむらしいんですよ。楽しむことにすべてのエネルギーを注げるような青春っていうのも良いですよね。
――注目して欲しいオススメのキャラクターは?
松岡:同じ風紀委員の半澤雅人は、得体の知れないところが良いですね。というか、内田雄馬の芝居のせいで、いい意味で気持ちが悪いんです。「こいつ何を考えてるんだ?」って、普段の「デヘヘ」と笑う雄馬を見ているときと同じ気持ちになります(笑)。
――OVAには、本作のスピンオフシリーズ「平野と鍵浦」で、平野との物語が紡がれている鍵浦昭も登場するオリジナルエピソードが描かれることとなりました。
松岡:うれしいです。最初にアニメ化の知らせを受けてまず思ったのが「鍵くんは出るの?」ということだったんですよね。鍵浦役の(島﨑)信長とは、そのときから「乗っ取ってやろうぜ!」と言っていたので、アニメ第二期が決定した際には、ふたをあけたら「ささみや」から「ひらかぎ」になっていたという勢いで収録に臨みたいと思います。アニメ化したからこそ新たなエピソードが綴られて、それを演じられるってすごくいい流れですね。
――そうした新展開を迎えられるまでに長く愛されてきた「佐々木と宮野」ですが、松岡さん自身はどのようなところに魅力を感じられていますか?
松岡:ほのぼのしているけど、描かれているのは、しっかりとした恋愛ストーリーだというところです。佐々木と宮野がお互いに相手のことを気遣いながら少しずつ前に進んでいく姿を見ていると、僕自身も相手が異性だろうと同性であろうと関係なく、ただ「好き」という気持ちがあるんだったら、それで良いのではないかと思わせてもらえるものがあるんです。それから2人だけでなく、一人ひとりの恋愛観も見ていて楽しいです。
――最後に、1月からの放送を楽しみにしてくださっているみなさんへメッセージをお願いします!
松岡:原作ファンの方々の期待を裏切ることなく、いつまでも見ていたい作品に仕上がっているのではないかと思います。また、初めてタイトルを聞いたという方にとっても、きっと楽しんでいただけるBL(ボーイズ・ライフ)作品ですので、アニメから原作やドラマCDへと興味を持っていただけたらうれしいです。我々も最後まで全力で走り抜けるので、どうぞ1月からお付き合いのほどよろしくお願いします!
松岡:何かしらの好意を持ってはいるのだけど、それが本当に恋愛対象としての「好き」なのかどうか葛藤するさまには、やはりもどかしさがあります。いつまでも、そんなわちゃわちゃした関係を続けていくのが一番気持ちの良いラインのはずですが、冷静になって、その先へ進むことを考えると……2人とも怖くて当然でしょう。BLと現実は違うものだと思ってはいますが「男性同士が好きになる」っていうのは、こういうことなんだ、と。ただ、良いなと思うのが、2人とも物事や恋愛の捉え方に共通する部分があったり、同じベクトルを持っていて、お互いに引いてはいないんです。意外と佐々木は奥手だし、宮野も「BLが好きだからといって男が好きなわけではない」と揺れているところがどっこいどっこいな感じで、似たもの同士だからこそうまくいったり、うまくいかなかったりもするんだなあと思いました。
――平野役として、同級生の佐々木や後輩の宮野とはどのようなやりとりを楽しまれていますか?
松岡:佐々木の宮野に対する気持ちにも、深刻になりすぎずに自分なりの意見を言えるのは、お互いのことをよく知っているからこそで、そういうナチュラルな距離感での受け答えは演じていても楽しいです。逆に、宮野に対しては保護者のような立場にありながら、口を出したりしないんですよ。むしろ宮野の方からツッコミを入れてきたりするので、じゃれ合うような掛け合いが楽しいですね。個人的に、佐々木と平野が兄弟のようだとしたら、宮野には〝姪っ子〟のような印象を抱いています。兄弟というよりは距離があるのだけど、普通にバカ話もできるし、可愛い盛りで「手を出したらあかんぞ」と言いたくなる気持ちもわかる(笑)。あの「自分の好きなものを知ってもらいたい!」と子犬のように迫ってくる感じは、身近にもそういうヤツがいるなあと既視感を覚えます。
――ちなみに、佐々木役の白井悠介さん、宮野役の斉藤壮馬さん、それぞれ役と似ているなと感じるところはありますか?
松岡:白井くんと佐々木は結構違うかなと思いつつも、普段からしゃべるとおもしろいので、お調子者なところは似ているかもしれませんね。壮馬は、自分の中でいろいろ考えていて、ナイーヴな部分を持ち合わせているという点で宮野と似ているなと思っています。
――男子高校生たちの他愛もない日常も本作の見どころの一つですが、個性的なキャラクターたちとのやりとりを演じられて印象深いことを教えてください。
松岡:客観的に見るとバカ丸出しだったりするのですが、そんなリアルな男子高校生っぽさがくどくなく描かれているところがいいなと思いました。僕は共学に通っていたので、男子校は意外ともっとちゃんとしているという話をよく聞いていたんです。女子がいない分、カッコつける必要がなくて、マジメに勉強もするし、行事も全力で楽しむらしいんですよ。楽しむことにすべてのエネルギーを注げるような青春っていうのも良いですよね。
――注目して欲しいオススメのキャラクターは?
松岡:同じ風紀委員の半澤雅人は、得体の知れないところが良いですね。というか、内田雄馬の芝居のせいで、いい意味で気持ちが悪いんです。「こいつ何を考えてるんだ?」って、普段の「デヘヘ」と笑う雄馬を見ているときと同じ気持ちになります(笑)。
――OVAには、本作のスピンオフシリーズ「平野と鍵浦」で、平野との物語が紡がれている鍵浦昭も登場するオリジナルエピソードが描かれることとなりました。
松岡:うれしいです。最初にアニメ化の知らせを受けてまず思ったのが「鍵くんは出るの?」ということだったんですよね。鍵浦役の(島﨑)信長とは、そのときから「乗っ取ってやろうぜ!」と言っていたので、アニメ第二期が決定した際には、ふたをあけたら「ささみや」から「ひらかぎ」になっていたという勢いで収録に臨みたいと思います。アニメ化したからこそ新たなエピソードが綴られて、それを演じられるってすごくいい流れですね。
――そうした新展開を迎えられるまでに長く愛されてきた「佐々木と宮野」ですが、松岡さん自身はどのようなところに魅力を感じられていますか?
松岡:ほのぼのしているけど、描かれているのは、しっかりとした恋愛ストーリーだというところです。佐々木と宮野がお互いに相手のことを気遣いながら少しずつ前に進んでいく姿を見ていると、僕自身も相手が異性だろうと同性であろうと関係なく、ただ「好き」という気持ちがあるんだったら、それで良いのではないかと思わせてもらえるものがあるんです。それから2人だけでなく、一人ひとりの恋愛観も見ていて楽しいです。
――最後に、1月からの放送を楽しみにしてくださっているみなさんへメッセージをお願いします!
松岡:原作ファンの方々の期待を裏切ることなく、いつまでも見ていたい作品に仕上がっているのではないかと思います。また、初めてタイトルを聞いたという方にとっても、きっと楽しんでいただけるBL(ボーイズ・ライフ)作品ですので、アニメから原作やドラマCDへと興味を持っていただけたらうれしいです。我々も最後まで全力で走り抜けるので、どうぞ1月からお付き合いのほどよろしくお願いします!